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未来のビジョン

なすべきことが出来ないはがゆさよ

一夜賢者をイメージする滝の画像

一夜賢者の偈

過去は追うな

未来は願うな

過去はすでに捨てられ、未来はまだ来ない

だからただ現在のことをありのまま観察し

動揺することなく、よく理解して実践せよ

ただ今日すべきことを熱心になせ

明日死のあることを誰が知ろうか

かの死神の大軍と会わないわけはない

このように考えて、熱心に昼夜怠ることなく励む人

このような人を一夜賢者といい、

寂静者、寂黙者と人はいう

 

極楽浄土をイメージする睡蓮の華の画像
 

過去をクヨクヨ考える

未来を妄想しまくる

今ここから何かに一生懸命に取り組んだら、道は開けるかな

そんなことばかりが頭を過ぎる。

ただ今日なすべきことをやりきれない。

 


極楽浄土

 

ただ自然の中を歩いていると、ただただ生きていたいと願う気持ちが強くなる。

常識を疑う!あなたが新聞を読まないといけない本当の理由

 

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「えっつ!社会人にもなって新聞も読んでないの!」と蔑んだように言われる。

社会人なら新聞を読むのは常識だろ的な圧力をかけてくる上司。

私も若い頃、言われた経験があります。私は素直に従って読んでいるタイプでした。

そもそも20代の人とか、新聞自体取ってなかったりしますよね。

新聞取ってないから、ネット見てますではダメか

 ネットの情報は怪しいという固定観念を持っている中高年が、若い世代に比べて多いことは間違いないでしょう。

今の20代世代は、幼い子頃からパソコンを使ってインターネットしています。

人間知らないこととか、慣れないことは怪しいって思う習性があります。

だから使い慣れない中高年にとっては、その情報は怪しいとなることもうなづけます。

 

私が尊敬している京大卒で何十億と稼いでいる起業家の方は、TVのニュースも、新聞も起業するうえでは、全く必要ないって言いきっています。

そのかわわり、スマホSmartNewsと、大前研一のメルマガだけは読めと。

大前研一さんのメルマガを読むことは、とても有益だと思います。

 

reg34.smp.ne.jp

 

 新聞を読んでも何も頭に残らない理由

新聞何のために読むのかがはっきりしていないと漠然とするんです。

紳竜の研究のDVDの中で、島田紳助さんが「脳で覚えたことはすぐ忘れる」と言われていましたが、ものすごく納得しました。

 

youji82.hatenablog.com

大前研一さんのメルマガを見ていると、政治経済のニュースであれば、権力者が何を考えてその政策を推し進めているかとか動かす側の思惑がイメージできるんです。

 ”何のために”を理解することはとても重要だと思うんですこんな世の中になるから、自分はこうしないといけないなとか考えることで、世の中起きていることが自分にかかわること=自分事としてイメージできるんです。

 

あなたが新聞を読まないといけない本当の理由

営業マンで顧客を管理している場合、顧客の担当者は中高年のことが多いでしょう。

ネットよりも新聞の情報が正しいと思っている人もかなりいるはず。

そして社会人なら新聞を読むことは、常識だという価値観を持っている。

営業マンは、担当者に気にいられないと話になりません。

その人との会話に合わせようと思ったら、同じ新聞を読んでいることがプラスになることが多々あります。

私も経験があります。

担当している顧客がTPPについて語りはじめたとき、「そういえば今朝の新聞にもそう書いてありましたね」ってその話わかります的な雰囲気を作りました。そうだろと言わんばかりに得意げになって、こちらに対する風当たりもよくなったことを記憶しています。

このときは新聞を読んでてよかったなと思いました。

冒頭で上司が、「俺たちが担当する顧客の担当者は中高年で、新聞を読んでいる人がほとんどだ。営業マンとしてお客の価値観に合わせることが必要だから、とりあえず新聞は読んでおけ」と言われてたら、納得する若い人が増えるかもしれません。

営業マンじゃないって人も、大前研一さんはこんなこと言ってたけど、「実際どうなんやろ」と考えながら新聞を読むと楽しいですよ。

 

人が知っていることを覚えることに意味はない!人を動かすのは心で記憶した言葉

 

 

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どんなに合理的な方法がわかっても、自分にとっては向かないとか実行することが難しいことがあります。

そんな時、一番ベストな方法より、自分にあったベターな方法を選ぶことでうまくいくことがたくさんあります。

クリティカルシンキングという考え方で、あらゆる情報に対して批判的な思考を働かせて分析する習慣を作ることを意味します。

既存のルールを疑ってみるとか、今までのやり方でやり通すことに意味があるのかなど、クリティカルカルシンキングの必要性は増しています。

例えば、最近思うのはパソコン入力が遅い人は、本気で音声入力を取り入れて仕事をするべきではないかとか。
 
私が尊敬する起業家の方がクリティカルシンキングを学ぶ上で、お勧めされていた「紳竜の研究」DVDを視聴して感じたことを書いていきます

自分ができることと人が求めていることを真剣に考える

DVDの中で島田紳助さんは、漫才について自分が分析したことや、売れる為に戦略的に取り組んできたことを教えてくれます。

自分がおもしろいと感じた漫才を一文字一句省かず紙に書いて自分とどう違うのか、分析したそうです。

分析を深めていく中で、XとY二つの視点を常に意識していたといいます。Xは、おもしろい漫才を見て自分でできることは何かという視点。Yは、世の中の笑いの流れはどのように動いているかという視点。

さらに自分たちが笑わせるのは、「20代~30代の男性」とターゲットをはじめから決めていたそうです。
 
とても印象深かったのは、次の言葉でした。

売れだすと、きゃあきゃあ劇場に女の子がたくさんきよんねん。いつも相方にいいよった。こいつらは俺たちをきゃあきゃあ追いかけて俺らが人気あるように見せかけてくれる。俺たちにとってめちゃくちゃ必要だけど、実はめちゃくちゃ邪魔やねん。 こいつらを笑わせることが簡単だから、こいつらを笑わしにかかってしまう。このとき俺たちはすべて終わってしまう。 あいつらが笑えば笑うほど、テレビの奥で俺たちが笑わせようとするやつらが、何してんねんて冷めた目で見てるはずや。

紳助さんは長くお笑い界で生き残っていくために、自分たちが誰に笑いを提供するか徹底的に考えていたことがうかがえます。
 
また、お笑い界の中に一発屋というものが存在しますが、これを上のXとYの要素を使ってわかりやすく説明されています。

一発屋は、X(自分ができること)、Y(世の中の笑いの流れ)も理解してなくて、ヒットした笑いが何故売れたかがわかっていないため、修正しようにも修正できないというわけです。
 
ビジネスや仕事の世界でも、自分ができることを深く掘り下げ、求められていること(ニーズ、ウォンツ)を真剣に考えることで成功に一歩でも近づくのではないでしょうか。
 
紳助さんが言います。「世の中はXもYもわかっていない人ばっかりや」

 

人が知っていることを覚える意味はない

暴力団関係者との交際が発覚し芸能界を引退した紳助さんですが、以前は本当に多種多様なテレビ番組に登場されていました。

中でも、「サンデープロジェクト等の報道番組では、専門のスペシャリストと交わすトークからその博学ぶりが話題になりました。


そんな紳助さんですが、本も読まなければ、映画もほとんど見ないといいます。
人からは「何でそんなにいろんなことを知っているの?」とよく聞かれたそうです。

そんな時いつも「知っていることしかしゃべっていません」と答えていたそうで、ひとつの分野ごとに人が知っていなさそうなことを人から聞くことを実行していたといいます。

紳助さんが言います。

俺らは賢い必要はない。賢いんかなと思われたらいい。人が知っていることを覚えても仕方ない。誰でも知っていることは必要ない。へぇ―と思わせないといけない。

このことは普通の仕事をするうえでもあり得ます。特に最近は、グーグルで検索すれば大抵のことがわかります。

調べたらすぐわかることを暗記しても仕方がないし、それがうる覚えなら正しい答えを検索して言えた方がよっぽど人の役に立てます

人を動かすのは心で記憶した言葉

紳助さんは、「脳で覚えたことを人に話しても、共感できないし映像をイメージできない。心に記憶したことは一生しゃべることができる」といいます。
 
いろんなことを経験して、実際に見聞きすることの必要性を説きます。

人生は勝手にはおもしろくならないから、おもしろいようにせんといけん。・・・
一遍ストリップでも見に行ってみ。なんか俺勇気でんねん。感動する。ストリップの姉ちゃんたち、脚開いてすべてを見せている。この人らお金もろうてお客納得させようとしてんねんで。俺らここまでしてるか?もっと必死になれ。もっと夢中になれ。何が恥ずかしいねん。裸になれって。失礼やけど、ストリップ劇場ってお前らどこか心の中で下に見てるやろ。でも違うやろ。すげーやんか。こんな話かっこ悪いからやめようとか。何を言うてんねんオレって思うで。そんなんで人の心動かせるわけないやん。お笑いもストリップも同じで舞台の原点がある。人が人を興奮させたり、人が人を笑わせたり。俺たちは相手の心を動かしてお金をもらう。相手の心に変化を与えなければ、ショーもないってみんな帰ってしまうねん。客が何を求めてくるかというと、変化を求めてくるねん。

具体的に経験した話や、映像がイメージできる話しというのはいつまでも記憶に残ります。

いやいや覚えたこと、無理やり詰め込んだ知識が役に立たないのは間違いなさそうです。

資格の取得とかを考えているときこのDVDを見ると、取るべきかどうかなどとても良い判断基準ができると思います。

紳竜の研究 [DVD]

 

 

物より情報!2020年以降の世界は大切なことが変わっている

 

 

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 2011年に東日本大震災が起こってから、5年が経過しました。

この5年安倍政権がとったアベノミクスは、結局何の成果も出していないというのが現実のように思います。

日銀がじゃぶじゃぶとお金を市場に投入しても結局株価は、17000円を超えられないわけです。

今年入ってものすごい金額を市場に投入しているわけですが、結局デフレ脱却の兆しはまったくありません。ユニクロの高級デニム事業の失敗で50%近い利益減とか如実にデフレ脱却が難しいことを表していると思うんです。

国民は国が思っているよりも賢いんです。少子高齢社会・人口減などのやばい状況の中お金使わないでしょ。心底もう物はそんなにいらないなと思うのです。

農業革命~工業革命・・・時代は情報革命まっただなか

200年前農業革命によって、ハイスピードで農作物の生産性が上がりました。

100年前工業革命が起こり、物は安価で大量に生産されるようになりました。

日本では高度経済成長期にテレビやエアコン、車をみんながみんな買いそろえました。

1995年以降パソコンが家庭に普及しはじめ、2007年にiPhoneが登場。個人がインタネットを介して情報を得たり、発信し始めます。これまでの言い方でいえば情報革命。

同時にいろんな人の価値観とか多様性を認め合う風潮が一気に増してきて、人それぞれ自分が必要とする情報を瞬時に得ることが可能になりました。

機械事態で物事を判断できる、人工知能の進化も目にすることが増えています。

さらにコンピューターが感情を持つことは、物理的に可能だそうです。

グーグルで検索して調べることも、個人の感情に配慮した検索結果、質問の回答ができる時代が来るそうです。弁護士とか必要なくなると言われることに納得しました。

 

 

 情報の価値がインフレを起こす!仮想通貨の需要が増すワケ

弁護士がいらなくなるのは、人工知能が人が感じるよりも高次元で人の感情を察知、分析し、弁護士の役目を人がする弁護以上にこなすからです。

人工知能の進化が大きな価値を産むような気がしないですか・・・。

情報処理能力はものすごい速さで進化しているため、お金の価値が情報に対して追いつかずインフレを起こすそうです。

つまりお金よりも、情報の方が価値を持っている時代というわけです。

お金より価値を持っている情報の交換に用いる通貨として仮想通貨が登場しました。

 仮想通貨とは、デジタルな価値の表現で公権力に発行されたものではない通貨で、価値は市場が独自に決められる通貨です。ビットコイン(仮想通貨の一つ)がサイバー攻撃を受けて取引停止になったことは記憶に新しいところです。

日本でも三菱UFJ東京銀行が仮想通貨を発行するそうです。

なんでも大手銀行が仮想通貨を発行するのは世界で初めてなのだとか。

まだまだよくわからないことだらけで、現金を変えていこうとは決断できませんが、今後需要が伸びていくことは間違いなさそうです。

必要な価値を生みだせる人がもてる時代

価値が物から情報に移り変わっている・・・価値観、大切なことが変わってきていることを肌で感じている方も多いでしょう。

かつて3高(高学歴、高収入、高身長)がもてる必須条件みたいな時がありました。他の人より優れたものを持っている人=いい車にのっている、いい服を着ているなど・・・つまり高収入でブランドものを消費する人がもてはやされてきました。

何も当てはまらない自分を励ますつもりはないですが、みんなそこじゃないと気づきはじめてるのではないでしょうか。

見かけのよさは20代をピークに減衰していきますし、高収入だと生活レベルを上げているケースが多く、これからの時代大きなリスクになり得ます。

支出は増えるけど、収入は伸びにく要因がいっぱいだからです。その要因は、上にも述べた人工知能の進化や、外国人労働者の受け入れなどが大きく影響するでしょう。

結婚する相手は高学歴でお金を持っているというだけでなく、困難を一緒に乗り越えていけることや、励ましあいながら歩んでいけることが大切だと考える人が増えているそうです。

必要とされているのは物やお金よりも目の前に起こる問題を解決する能力です。

大切なことが変わる瞬間

問題解決能力は、高い意識を持って情報を得ることやいろんなことに挑戦することで高めることができます。

格差社会で不平等な世の中が到来するように感じられますが、覚悟と意識次第で幸せな人生を歩める可能性を秘めた時代です。

多種多様な人が存在する中で、一番の価値は人に羨ましがられるよりも、自分が幸せだと感じられる時間を過ごすことです。

だからこそ大切なのは物ではなくて、一人一人それぞれ違う幸せになるための情報やノウハウなのではないでしょうか。

人生をよりよくしようと挑戦し、一緒に困難に立ち向かっていく有志に出会えたならきっと尊い人生になるはずです。

ちょうど140年前、高知の坂本龍馬は時代の変化をとらえ脱藩し多くの有志と、時代の変遷に尽力しました。歴史は繰り返す。 

2020年東京オリンピック以降に大きな変化が訪れる予感がします。