常識を疑う!あなたが新聞を読まないといけない本当の理由
「えっつ!社会人にもなって新聞も読んでないの!」と蔑んだように言われる。
社会人なら新聞を読むのは常識だろ的な圧力をかけてくる上司。
私も若い頃、言われた経験があります。私は素直に従って読んでいるタイプでした。
そもそも20代の人とか、新聞自体取ってなかったりしますよね。
新聞取ってないから、ネット見てますではダメか
ネットの情報は怪しいという固定観念を持っている中高年が、若い世代に比べて多いことは間違いないでしょう。
今の20代世代は、幼い子頃からパソコンを使ってインターネットしています。
人間知らないこととか、慣れないことは怪しいって思う習性があります。
だから使い慣れない中高年にとっては、その情報は怪しいとなることもうなづけます。
私が尊敬している京大卒で何十億と稼いでいる起業家の方は、TVのニュースも、新聞も起業するうえでは、全く必要ないって言いきっています。
そのかわわり、スマホのSmartNewsと、大前研一のメルマガだけは読めと。
大前研一さんのメルマガを読むことは、とても有益だと思います。
新聞を読んでも何も頭に残らない理由
新聞何のために読むのかがはっきりしていないと漠然とするんです。
紳竜の研究のDVDの中で、島田紳助さんが「脳で覚えたことはすぐ忘れる」と言われていましたが、ものすごく納得しました。
大前研一さんのメルマガを見ていると、政治経済のニュースであれば、権力者が何を考えてその政策を推し進めているかとか動かす側の思惑がイメージできるんです。
”何のために”を理解することはとても重要だと思うんです。こんな世の中になるから、自分はこうしないといけないなとか考えることで、世の中起きていることが自分にかかわること=自分事としてイメージできるんです。
あなたが新聞を読まないといけない本当の理由
営業マンで顧客を管理している場合、顧客の担当者は中高年のことが多いでしょう。
ネットよりも新聞の情報が正しいと思っている人もかなりいるはず。
そして社会人なら新聞を読むことは、常識だという価値観を持っている。
営業マンは、担当者に気にいられないと話になりません。
その人との会話に合わせようと思ったら、同じ新聞を読んでいることがプラスになることが多々あります。
私も経験があります。
担当している顧客がTPPについて語りはじめたとき、「そういえば今朝の新聞にもそう書いてありましたね」ってその話わかります的な雰囲気を作りました。そうだろと言わんばかりに得意げになって、こちらに対する風当たりもよくなったことを記憶しています。
このときは新聞を読んでてよかったなと思いました。
冒頭で上司が、「俺たちが担当する顧客の担当者は中高年で、新聞を読んでいる人がほとんどだ。営業マンとしてお客の価値観に合わせることが必要だから、とりあえず新聞は読んでおけ」と言われてたら、納得する若い人が増えるかもしれません。
営業マンじゃないって人も、大前研一さんはこんなこと言ってたけど、「実際どうなんやろ」と考えながら新聞を読むと楽しいですよ。