あきらめることで自分を責めなくてもいい!後悔しないよう好きなことをはじめよう
あきらめるということの意味
”あきらめる”という言葉が、仏教用語だとあるお坊さんから教わったことがあります。多くの人が「諦めるのはよくないことだ」と言うため、あまり良いイメージがする言葉ではないかもしれません。
しかし仏教用語での諦めるの意味は、心理を悟って明らかにするという意味があるそうです。周囲の状況をあるがままに見定めて、明らかにして、限界を悟り、思いを断念するということのようです。
お坊さんが言っておられました。「諦めるのは悪いことじゃない。」明らかになってないところで、辞めてしまうことがよくないのだと。
もう少し続けたら報われるかもしれない・・・しかしなんの確証もありません。それを思い悩み、辞めようか、辞めまいかと堂々巡りをしたりします。
辞めた後であの時まだ踏ん張れたかもとか、頑張っていたらどうなっていたんだろうかと考えてしまうこともあります。
いずれにしろ後悔することは誰もしたくないものです。
人が死ぬ間際に最も後悔する5つのこと
人が最後を迎えるときどんなことを後悔するのか気になり調べてみました。
◆「人の期待に沿うためでなく自分に正直に生きれば良かった」
最も多い後悔で、人は自分の人生が終わる時に隅々まで振り返り、かなわなかった多くの夢に気付くとのこと。
◆「働き過ぎたことを悔やむ」
子供の成長を見守ったり、配偶者と一緒の時間を持てばよかったと話しています。
◆「自分の感情を表現する勇気を持てていたらよかった」
対人関係を良好に保つため、多くの人が自分の感情を押し殺すもの。その結果、本当に自分が出来ることをできず、中途半端な存在になってしまったと後悔。
◆「友達ともっとつながりを持っていればよかった」
古き良き友人を持っていることの恩恵に気付くのは、死が目前に近づいたとき。多くの人が自分の生活に忙しくて友達との関係に時間を割けず、友達のことを思って寂しく思うのだそう。
◆「もっと楽しい人生を送ればよかった」
変化を望まず、同じパターンを繰り返す生活の中で、他人だけでなく自分にも満足しているというフリをし、面白いことやちょっとバカなことなど、より楽しいことを試さずに、死の間際に後悔するのだそう。
参考サイト
看護師が明かす「人が死ぬ間際に最も後悔する5つのこと」…「自分に正直に生きれば良かった」 | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
どれにも共通して言えるのは、自分にしっかり向き合っていないことで、周りに流されながらなんとなく過ごしてきてしまったというのが垣間見えます。
人の目は気にしないで自分がやりたいことをしよう
限界が明らかになったことがあれば、どんどん辞めてしまってもいいと思うのです。
なぜかというと、続けなればいけないという気持ちでやると苦しいばかりか、それ以上に大切なことがあるかもしれないのに見つかる可能性がなくなってしまうからです。
後悔しないためには本当に好きで、続けたいことがあるのなら、報われる可能性が低くても、やるべきかもしれません。一度辞めて始めるのもOKですし。
初めてすぐやめたり、やめたことを再度始めるときって人になんて思われるかなという気持ちが強く働きます。けれど誰が何と言おうと自分がやりたいことをすることが一番大切です。一度きりの自分の人生ですので。
今は昔と違いインターネットのおかげで、お金をあまりかけずに続ける方法や、空いた時間をうまく使ってする方法が無限にあります。
作家、歌手、アーティストなど人に言うのが恥ずかしくなるような夢でもいいじゃないですか、持ち続ければ。ネットを通じて人に見ていただくこともできますし。
30歳を過ぎて起業を目指しても別にいいでしょ。私は50歳を過ぎてもあきらめませんよ。ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネルサンダースなんて60歳を過ぎてからチキンを売り始めたんですから。
報われなくても、自分が本当にしたかったことを夢中でチャレンジすることが後悔しない一番の方法です。しかも夢中で一生懸命になれることは幸せであり、毎日楽しくなさそうに暮らすよりは、いきいきとしていれば他の何かで報われる可能性が広がると思いませんか?
もう一回何かに精一杯チャレンジしてみるそんな毎日はきっと楽しい
私はやめたことがいっぱいあるし、後悔していたことがたくさんありました。
けれどその結果いろんなことができて、今やっていることがすごく楽しくて後悔していたことが、嘘のようにはれました。
思い通りにならないことは多いですが、やらなくて後悔するぐらいならやってみる。
最後を迎えるとき、「よい人生だった」と思いたいじゃないですか。
いつだって前向きな気持ちがあれば、スタートラインは、自分の目の前にあるのではないでしょうか。