あいつは使えない…人のこと言ってる場合じゃない
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仕事でかかわりのある50代の営業マンと話した時のこと。
この人本当にうだつが上がらなくて、いろんなことが後手後手だし、売る力もなければ、クレーム対応力もない。
悪い言い方をすれば「こいつに言っても仕方ないか」と、明らめの感情がわいてくるような感じ。
そんな彼が(年上に彼というのも失礼な話だけど・・・)この間にめちゃくちゃいきいきとした表情を見せたのです。
iPhone6を持っていたので、どんなことに使っているか聞いた時のこと。
「ハードロックを聞きます。」って、まってましたとばかりに、饒舌なトークが始まった。
「休みの日はギター弾いているんですよね」って、聞いてないけどね。
相当な腕前っぽい。悩みがあるというので、聞いてみるといろいろマニアックなことを言いだした。
ギターをアドリブで弾く時に、自分のオリジナリティーを出せないことで壁にぶち当たって悩んでいるそうだ。
仕事では、オリジナリティーどころか、基本的な営業もできないのに、趣味では、基本的な領域を越えてオリジナリティーを出すことに挑戦してるんですよ、この人は。
いきいきしている姿を見てなんだかうれしくなった。こんな50代素敵とさえ思えた。
それと同時に頭をよぎったのです。
「彼は実はものすごい戦略的に営業を行っているのかもしれない。」
見込みがないところには、いけてない営業マンを演じ、あきらめレベルの感情を抱かせ、時間をかけないようにして定時で帰り趣味のギターに没頭する。
しかもギターにとことん熱中して、人に教えられるようになれば、定年後も飯が食えるし。彼がそこまで考えているかどうかは定かではありませんが。
営業もできない、ITにも疎い(推測です)定年後の彼がいきいきとする方法っていたらこの道を追求することが一番だと感じたのです。
外国人労働者が増えたり機械化とか、誰でもできる力仕事に定年後のおじさんを雇わないだろうし・・・。
定年まで無事に勤めあげられる大手企業に勤めている方は、こんな生き方もありだなあと感じたのです。定年までいられるのならですけど・・・。
あと大手に勤めていても、忙しくて私生活が全くエンジョイできない人もたくさんいるでしょうが。
いずれにせよ人のことをあーだ、こうだと言っている場合じゃないなと思いました。
結局多くの人が自分の行く末が不安だから、人のことをあーだ、こうだと批判する。
自分がいきいきとできる時間を長くすること。このことがとても重要で唯一不安を和らげる方法ではないでしょうか。
極論を言えばいきいきと熱中できることしか価値を生まなくなると感じています。
物はもうそんなにいらないし、機械が進化していて知識やノウハウもググればすぐいろんなことがわかるからです。
機械ができることが増えていて、物がいらなくなってくる=(イコール)心底に好きなことを追求しないと価値を埋めない。
価値を生むものは情報とか、共感できることとかだと思います。
物ではない。物であったとしても、今以上の量はいらないことは間違いない。
車も家も売れなくなる一方でしょう。
仕事だからっていやいややっていたことが、仕事として成り立たなくなってくる日は近いのかもしれません。
めちゃくちゃ共感↓
何度も書いていることだけど、死ぬまで働く時代だからこそ、好きなことを仕事にすべきですよ。わかりきってますね。死ぬまでしんどい顔して働くなんて、最悪じゃないですか。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年4月20日
10年後には75歳まで働くということが常識になっているかもしれませんよ。