孤独のことなんてなにもわかってないのかも
家の近くであった春の祭りに行ってきました。
せどりができるお店が近くにあったので、家族には先に祭りに行ってもらいました。
せどりを終えて祭りに行ってみると、梅がきれいに咲いていたので写真を撮りました。
どこにきれいな梅があるかと周りをきょろきょろ見回していると、楽しそうな大勢の人がいる中で寂しそうに一人でたたずんでいる初老のおじさんが目につきました。
そのおじさん、座ってただただ楽しそうにしている家族をじっと見つめていました。
「誰かと話がしたい」そんな風に言っているようにも見えました。
ふいに一人になりたいと感じるときがあります。
ほんとうに一人になったら一日として耐えられないのだけど。
自分のことを少しでもわかってくれている人がいると無意識に感じられることは、ものすごくありがたいことなのかも。
東日本大震災家族を全員を失い、生き残ったおいを育てた方が言っていました。
「自分がおいを助けたのではなく、自分がおいに救われた」と 。
人間は最終的には孤独になると言います。
ほんとうの孤独ってどんなものでしょう。
自分は、ほんとうに孤独のことなんてこれっぽっちもわかっていませんでした。
孤独が怖いからといって無理に人付き合いを良くしていく気にもなれないので、もっと真剣に生きようと思ったのです。
そうすれば、家族以外でも数人くらいは自分のことを少しはわかってくれるかもしれません。