尾道千光寺に行ってみた。尾道水道の眺めが多くの優れた文学作品を生んだのか。
西の小京都と呼ばれる街尾道に行ってきました。
三連休の中日なのに、人はまばらです。なのにさびれている感はないんです。
駅前の人が歩く速度がゆっくりなところがとても好きで尾道は何度も訪れています。街ってなんでこうも場所によって雰囲気が違うんでしょうか。
お好み焼きすみちゃんに行ってみた。尾道焼きは広島市内のお好み焼きとは別物。
とりあえず昼ご飯をいただきます。
尾道焼きが食べたいということで、駅から歩いて5分のすみちゃんに行きました。
店内はこんな感じ。他にカウンター席、お子様椅子もありました。
尾道焼きを頼みました。これまで食べたことがなかったのですが、かつお節とショウガの味が強いです。広島焼きと違う点は、砂ずりとレンコンとかまぼこが入っていました。このシャキシャキ、コリコリの食感は好きでした。個人的には☆5点中4点といった感じでした。お店が古くからある感じで、評価は分かれるかもしれません。
広島市内で食べるお好み焼きとは全くの別物のような感じでした。
すみちゃんに駐車場はありません。駅の横にベルポールという24時間営業の駐車場があります。1時間210円ですみちゃんで2000円以上食事をすると、1時間無料になるようです。
尾道水道の眺めは感受性が豊かになる
千光寺には各所に尾道水道を見渡せる絶景ポイントがあります。
千光寺(せんこうじ)は広島県尾道市東土堂町の千光寺公園内にある真言宗系の単立寺院。山号は大宝山(たいほうざん)。本尊は千手観音。中国三十三観音第十番札所、山陽花の寺二十四か寺第二十番札所である。
境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の尾道水道、向島等が一望でき、ここから取られた写真がよく観光案内などに使用されている。 ウィキペディアより
↓公式ホームページにある上記パンフレットのPDFです。
http://www.senkouji.jp/outline/images/pamphlet.pdf
駐車場から一番最初に分岐する道の前に看板があります。
どこから行ってもぐるりと一周できます。
最初はとりあえず、祈願ということで千光寺の方へ。
それにしても昔の人はこんな山の中に、どうやって建てたのでしょうか。
尾道水道。しまなみ海道という橋が通るまでは、多くの船がこの水道を行き来したそうです。
敷地内にはたくさん祈願するところやおみくじ、お守りを買えるところがあります。
引いたおみくじが大吉だったのでよかったですが、良くないのが出たら思わずもう一回引いてしまうんではないかというくらい、いろんなとこで売っています。
祈願した後、文学のこみちにいきました。
概要[編集]
千光寺山頂(ロープウェイ山頂駅)から、途中千光寺敷地内を通り、千日稲荷まで続く全長約1kmの遊歩道。道沿いの自然の巨石に尾道ゆかりの作家・詩人による作品を刻んだ25基の石碑(文学碑)が立つ。横にはそれぞれ説明看板が付いている。
古くからこの地は観光地として有名で、多くの文人が訪れ、なかにはそれを記念して文学碑が作られた。1965年(昭和40年)・1969年(昭和44年)の2期にわたって尾道青年会議所が整備し、市に寄付した。
林芙美子文学碑とそこから望む尾道水道の風景は、尾道を紹介する風景として特に有名。中村憲吉文学碑はコースから少し離れ、旧居前にある。道の途中には1998年10月に行われた大相撲尾道場所を記念して作られた記念碑も立っており、貴乃花・曙・若乃花・武蔵丸の4横綱(当時)の手形が彫ってある。
なお、場所によっては段差のある坂道もあり、登山道に近いところもある。
ウィキペディアより
結構急な坂になっています。足腰に自信のない方はロープウェイで上がられた方がよいかもしれません。
登山といっても歩いたのは15分くらいでしょうか。展望台が見えてきます。
展望台からの景色。
右下に見えるのは尾道城です。といっても1964年昭和39年に博物館として建てられたものなのだとか。
展望台周辺にあるカップルたちの鍵。恋人の聖地なんだとか。この鍵にかかっているカップルのどれくらいが続いているのかな。
展望台周辺にある圓鍔勝三作の「あけぼの」という像。広島出身の有名な彫刻家です。ラッキーカラーの黄色を見ると思わず見てしまします。
「あけぼの」のすぐ後ろにあるお店で瀬戸内のみかんソフトを食べました。
300円。駐車場代金600円の流収書に50円引きのクーポンが付いていましたので、実質250円。観光地にしては、いろんなものが、良心的な値段のような気がします。味はバニラとのミックスにしたためか、それほど柑橘ぽくない感じで甘くておいしかったです。
まとめ
正直言うと祈願はほどほどに、写真を撮るのに夢中になっていました。
志賀直哉や、林芙美子もこの光景を見て心を動かしながら、文学作品を世に送り出したのでしょうか。
なんか惹かれる。尾道は何度も訪れたい街の一つです。昔の街並みも散策してみたくなりました。
それぞれの見どころは詳しく書いていませんが、こちらのサイトが素晴らしいです。
そうしているとしばらく行ってないけど、また訪れたい場所で小豆島を思い出しました。瀬戸内海って魅力的な港街がたくさんあるんです。
私は、海の周辺の少し懐かしさを感じさせるような街が本当に好きなんですなあ。