こころが病んでしまっている人にできること
この記事を見て思い出しました。
1年前両親がペットロスになったことがありました。
何日も食事をとらなかったり、何を話してもうわの空だったり。
きっと、一緒に過ごした日々がとてもかけがえのないものだったんですね。
どうしていいもんかわからず、何もできなかった。
そうしているうちにネットでペットロスって言葉をググってみたのです。
虹の橋という本が、ペットロスの人の痛みを癒しているというのを見つけて、Amazonde注文してすぐに両親に送りました。
数百円の本でしたけど、自分で持っていくのもなんか気が引けていました。
さりげなく送ることができて、このときほどAmazonの価値を感じたことはなかったですね。
気持ちがうれしかったと言ってもらい、少しは元気になってくれた感じがしました。
落ち込んでたりする人に対してできることは、ほんとうに少ないけど、心配に思っている気持ちを伝えることはしてよかった・・・。
虹の橋 作者 不明
天国に続く道の少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる人と愛しあっていた動物たちは、
死を迎えると虹の橋へと向かいます。
そこには草地や丘があり、緑がいっぱいで、いつも暖かく気持ちの良い陽気がみなぎっています。
いつも食べ物と水があり、彼らはみんなで走り回って遊び、そして疲れたら「天国への樹」と呼ばれる木の下で休むのです。
病気をしていた者も、歳をとった者も、元気いっぱいの姿に戻り、
傷ついて動かなくなった手足さえ、元通り。
かつての地上での良き日と思い出が夢のようによみがえってきます。
虹の橋では、みんな満ち足りた気分で幸せに暮らしているのだけれど
気がかりなことがひとつだけありました。
それは自分にとって愛する人が、ここにいないという寂しさでした。
そんなある日のこと。
動物たちがいつものように元気に遊んでいました。
ふいに、一匹が立ち止まり、遠くを見つめます。
瞳は、キラキラと輝き、からだは喜びに震えはじめます。
突然、その子は仲間達を後にして、緑の草原を駆け出しました。
あなたを見つけたのです。
早く、早く、急げ、急げ!
虹の橋で再会した二人は固く抱きあいます。
懐かしいキスが、あなたの顔に降り注ぎ
あなたは、あの頃と同じように、優しく頭をなでながら
我が子の瞳を見つめ返すのです。
あなたを信じ切って見つめてくる、まっすぐな瞳。
別れたあの日から、ずっとずっと片時も忘れることのなかった
愛しいその瞳を。
それから二人は、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです。