みつめられたら、こまっちゃう

25歳の頃、販売会社に勤めていました。そこに18歳でアルバイトの女性がいました。その女性(めちゃくちゃ可愛かったのですが)、じっと、こちらをみつめてくるのです。不意に「せんぱいわぁ、コミュニケーションがとりにくいです」とダメ出し。意気消沈。それからたくさんのコミュニケーションに関する本や、聞く力をつけることに関する本を、読みましたね。

多くの本で次のようなことが書かれています。

『自分がきちんと聞こうとしていること、聞きとっていることを、相手に伝えることが大切。聞いていることを態度で示す、聞いていることを、言葉で返すことが重要。あいづちをうつことの重要性などなど。』

 

私は、昔から相手にどのように思われるかを、意識しずぎるところがあります。また、とても不器用な人間だと自覚しています。

上記のように、相手に与える印象のことに気を向けすぎると、相手が言おうとしていることや話の意味がわからなくなるのです。

 

今は電話でやり取りすることが多い仕事を行っています。電話であれば相手に与える印象などについて、対面で話しているときほど、意識を向けなくて済みます。話を集中して聞くことができるため、早く相手の言おうとしていることが、理解できます。その結果、瞬時に的確な反応ができるようになったと感じます。

 

相手がどう思うかより、無表情になって考えたとしても、まず話の内容を理解することが大切ではないでしょうか。

このことを意識するようになって、以前より他人が認めてくれるようになったと感じています。