感情をコントロールする

感情をコントロールする。

これが今の一番の私の課題でしょうか。

今というより、子どもの頃から、ずっとかもしれません。

私の父親と母親はまったく、正反対の気質をもっており、母親は自分に似て感情的、父親は感情的になることが、ほとんどない人でした。

昔から感情的になる、自分や母親が、嫌いで仕方がありませんでした。

子どもの頃から、ムーミンに出てくる、いつも冷静なスナフキンに憧れました。ストイックで、孤独にも負けない姿は、自分の理想の姿でした。高校生の頃から、B'zの稲葉浩志氏に憧れたのも、その流れからかもしれません。

その頃から、自分の考えていることは、人には言わないように、また気づかれないように何となくしてきました。

本来の自分とは、まったく正反対の自分を演じようとしていました。

本来の自分はなかなか、変えられない、ままならぬものです。

自分が年を取って、母親の感情的になるところが、いいなと思えることが増えてきました。あたたかみを感じることや、人間ぽくて、なにより生きているという感じがするのです。

最近母親から聞いた話ですが、冷静で感情的になることが、ほとんどないと思っていた父親が、キレるとのことでした。父親にも人間ぽさを感じ、安心しました。

今の自分には怒り、不安を抑制し、冷静になる必要があります。それは、今からやること、すべてにおいて大切なキーワードになります。

今は昔と違い、おおげさなぐらい、喜びを表すことの大切さを知っています。

感情をコントロールする、訓練をします。